- ホーム
- サービス /
- アパレル&テキスタイル /
- レスポンシブル・ウール・スタンダード
レスポンシブル・ウール・スタンダードとは?
Responsible Wool Standard(RWS)は、羊の福祉と羊が放牧されている土地の改善を目的とした、羊毛農家と販売者のための認証です。RWS規格では、認証取得者は、動物福祉、土地管理、社会的な要件を厳格に満たす必要があります。この規格を支持するトップブランドや業界団体には、H&M、Kering、Patagonia、Outdoor Industry Associationなどがあります。
消費者が製品に使用されているウールの産地を意識するようになるにつれ、ブランドや小売業者は、ウールサプライヤーが倫理的で持続可能な調達方法を採用していることを確認する必要があります。RWSは、農業のベストプラクティスを認識し、サプライチェーンを通じて認証素材の強力なチェーンオブカストディを確保する規格を提供しました。この規格の主な特徴は、動物福祉保護、土地の健康保全、社会福祉保護、チェーン・オブ・カストディ、SGSグローバルサービスのような第三者による信頼できる認証、クレームコミュニケーション、ステークホルダーとの関わりです。
SCSを選ぶ理由
SCSは、動物福祉検査に精通した優秀な監査員を地域ごとに配置し、世界中の羊牧場をサポートしています。また、SCSは環境保全を使命としており、繊維産業におけるサプライチェーンや責任ある調達方法にも精通しています。認証取得後は、当社のチームが追加のマーケティングサポートを行い、お客様の認証取得と持続可能性の達成を促進します。
- プロセス
- プログラムドキュメント
- 認証の申請
- SCS Application Formの記入と提出
- SCSは、プロジェクトのスコープを設定し、タイムラインと見積書を含むWork Orderを作成します。
- お客様が作業指示書に署名し、SCSに戻ってプロジェクトを開始します。
- データ収集
- SCSの審査員は、お客様と協力して基準に沿った必要なデータを収集します。
- SCSの監査員は、お客様と一緒にオンサイト監査の日程を決めます。
- オンサイト監査
- SCS監査員は、農場での作業を観察し、労働者にインタビューし、基準の要求事項に関連する記録を調査します。監査には、1農場あたり1~2日かかります。
- ドラフトアセスメントレポート
- SCSの監査員は、データ分析、不適合、改善の機会など、監査の結果を詳細に記した評価報告書のドラフトを作成します。
- SCSは、監査実施のための見積書を提出します。
- 是正措置
- 不適合が発生した場合、クライアントは是正措置を講じる。
- また、報告書に記載された情報や、監査人が導き出した結論に対して、お客様がコメントや回答をすることもあります。
- 認証決定
- SCSは、評価報告書の最終技術審査を行い、最終的な認証決定を行います。
- 認証が認められた場合、SCSはお客様に規格への準拠を証明する証明書を発行します。
- 認証取得後、クライアントはSCSのウェブサイトに掲載され、SCSのマーケティングチームに紹介され、認証取得のマーケティング支援について話し合います。
- 認証維持・更新
- 認証の有効期限は3年間です。
- 認証を維持するためには、本基準に基づき、年 1 回の現地監査が必要となります。SCS の判断により、リスクの高い時間帯(マーキングやシャーリングなど)に監査を実施するよう 予定することができます。